白馬 '18
2018.10.19 Friday
2年ぶりの信州白馬。














2年ぶりの信州白馬。
浄土真宗本願寺派・涙池山瑞松寺は、
私の住む町で除夜の鐘を打つお寺。
子供の頃から大晦日の夜
除夜の鐘を突きに行っていた。
その瑞松寺の鐘楼(鐘突き堂)は
阪神淡路大震災のおり傷んだ箇所や
老朽化などにより
現在取り壊され建て直し工事が
行われている。
瑞松寺は、天正9年(1581年)
本堂と鐘楼が開創され、
解体された鐘楼は
寛政4年(1792年)再建
されたものらしい。
解体された鐘楼の瓦を見ると…
文政9年(1827年)
江戸時代・11代将軍 徳川家斉の時
製造されたと刻印されている。
作者は、摂津の国・吹田村の
瓦師・武内七兵衛。
100年以上風雨にさらされていた
瓦には見えないほどの耐久性。
すばらしい手焼き技術だ。
新しくできる鐘楼で
打たれる除夜の鐘を
楽しみに待っている。
#瑞松寺 #鐘楼 #瓦師
母は、なんでも手早くする人。
子供の頃、ズボンの丈直しを頼んだら
あっという間にできる。
ただし雑…。
たいがい、左右の長さが微妙に違う。
「長さが違う」と文句を言うと
「早く歩いたら誰にもわからん」と返ってくる。
遠足の弁当は、焼き海苔で包んだ
真黒な爆弾おにぎりが3個。
竹の皮に包まれている。
「俺も友達みたいに、卵焼きとか
ウインナーのおかずがほしい」と言うと…
やはり竹の皮に包まれた爆弾おにぎり。
割ってみると中から
卵焼きやらウインナーやら…。
70歳も半ば、待望のPadを手にする。
家族のLINEに加わりコメントをupする。
「プレゼント」の「プ」が打てなくて
苦肉の策で「フ」に句読点の「。」で「フ。」
また、ちょいちょいと意味不明な
ひらがなの羅列がupされたりと笑わせてくれる。
そんなお袋が、今年6月初めに他界した。
いろんな伝説を残して…。
先日、4歳のおチビが
七夕の短冊に願い事を書くとき、
「おばあちゃんにでもイィ?」と書いたのが
「おばあちゃんげんきですか」。
本人曰く…
「だって、元気じゃないと
天国でもおはなしできないやろ」
おチビなりに「死別(わかれ)」を理解しているようだ。
#七夕 #たんざく #おばあちゃん
10年前、新しくバイクを買う時に
「まだバイク?」
「年齢を考えたほうがイィよ」と
友人に言われた。
10年たった今、
そのバイクはご機嫌に走っている。
仲の良い兄貴分はBluesのギターリスト。
その兄貴分に
「もし、バイクとBluesがなかったら
今のお前さんたちはなかっただろうな」
とカミさん共々言われる。
昨年、アメリカで80歳以上の高齢者に
こんなアンケートがとられた。
「人生で最も後悔していることは?」
この問いに、なんと70%の高齢者が
同じ回答をした。
それは…
「チャレンジしなかった」
結果はともかく、もっとチャレンジすれば
よかったと後悔しているのだ。
先輩たちからの素敵な教え。
若くても、高齢でも、間違いなく
明日より今日のほうが若い。
80歳代になったから後悔するのではなく
今できることをチャレンジしないと
明日には後悔が生まれると言うことだろう。
勿論、年齢が高くなるほどチャレンジ
することは難しくなる。
「お前さんたちも今のうちだよ」と
言われているようだ。
10年前、バイクをあきらめていたら
今の自分はなかっただろう。
今ほどの友人もいなかっただろう。
カミさんとの時間もそうだろう。
今、バイクのありがたさがよくわかる。
そして、こりもせず
今年もいろいろとたくらみ中だ。
#後悔 #チャレンジ #バイク #Blues
リオ・オリンピックに続き
パラリンピックも閉幕…。
オーストラリアのコメディアンで
ジャーナリストのステラ・ヤング。
彼女は骨形成不全症という障害持っていた。
生前、彼女は講演会で身障者は
「感動ポルノ」にされている。
身障者は健常者を感動させる
道具ではないとユーモアを交え訴えた。
パラリンピック初日。
柔道60kg級(視覚障害者)で
廣瀬誠選手(39)が見事銀メダルに輝いた。
彼はインタビューで
「目が見えないことは
生活をする上で不便はあるが不幸ではない」
と語った。
陸上男子1500m(視覚障害者)の決勝で
アブデラティフ・バカ選手が
世界記録の3分48秒29で優勝。
4位の選手が3分49秒84でゴール。
この1位〜4位の記録は先に行われた
リオ・オリンピックの同種目
男子1500mの優勝タイム
3分50秒を上回る記録だった。
健常者とか障害者とかじゃなく
素晴らしいアスリートの大会として
オリンピックとパラリンピックが
近い将来合同開催されることを願いながら
東京大会を待つことにしよう。
#リオ #オリンピック #パラリンピック
#ステラ・ヤング #Rio
リオ五輪で日本は、金12、銀8、銅21と
史上最多のメダルラッシュ。
水泳にウエイトリフティング、
96年ぶりに錦織圭がテニスでメダル。
女子バドミントンダブルスで
高橋・松友ペアが日本初の金。
卓球女子団体で銅、男子は初の銀。
カヌーでも初の銅メダル。
圧巻だったのは、
陸上男子400mリレーで
ジャマイカに次いで銀メダルを初奪取。
レスリング女子では伊調 馨が史上初の
五輪4連覇をはじめ金メダルを量産。
絶対女王の吉田沙保里が惜しくも銀。
体操男子はKing内村が個人・団体と
金を手にした。
柔道男子は54年ぶりに全階級、
シンクロ・チームは3大会ぶりのメダル。
シーモン・マニュエル(米国)が
女子競泳100mで黒人初の金メダル。
ウサイン・ボルト(ジャマイカ)は
100m、200m、400mリレーで
史上初の3大会・3冠を達成。
マイケル・フェルプス(米国)は
五輪金メダルを23個とのばした。
指導者で気になったのが
柔道の井上康生監督と
シンクロの井村雅代ヘッドコーチ。
選手をほめ、アドバイスを送り
後押しした井上監督。
一方、一日12時間の練習を課せ
罵声を浴びせた井村コーチ。
競技を終えた選手たちは、
「先生のために」
「恩返しをしたかった」
と井上監督に向かって話し、
「先生の元でシンクロができて幸せ」
と井村HCに感謝の言葉を伝えた。
正反対の指導方法だが
自分の名誉などではなく
「すべて選手のため」という気持ちが
根底にあったからこそなのだろう。
多くの感動をありがとう。