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アートと京都 '17
2017.05.17 Wednesday

5月も半ば。

1号線をバイクで走る。

向かうは京都…。

先斗町から木屋町あたりを

カミさんとウロウロ。

雰囲気の良い「いしがま亭」で

少し遅いランチ。

鴨川を眺めながら、

京都らしいバランスの鴨ハンバーグ。

プチ贅沢を二人で楽しむ。

今日の目的の1つ…。

ガキの頃からお世話になっている

美術の師匠の個展。

東山の艸居(そきょう)ギャラリー・

三島喜美代展。

メディアでは

「今、世界が熱視線を送る作家」と表現。

昨春、アートバーセル香港で、

4000人の中から記憶に残る20人の

アーティストに選ばれている。

彼女の作品はゴミを陶器で表現する

現代アート。

段ボールや空き缶も陶器。

「ワレモノ」「取扱注意」「われもの注意」の

荷札まで、まさにワレモノ・陶器。

この感覚が大好きだ。

ギャラリーには海外からの観覧者も多い。

海外での評価が高い表れだろうか。

作品に懐かしさと師匠の息吹を

感じながら少し歩く。

二年坂、三年坂は何年ぶりだろうか?

折角なので墓参りと大谷祖廟へ。

石段を踏み高台の墓地まで。

道すがら昭和の香りを残すレコード店で

セール品を購入。

大好きな「ローマの休日」。

レコード店のおばさんが

「グレゴリーペックはよろしいなぁ」

「おおきに」と見送ってくれる。

2つ目は…

「ブレーメンの唄う隊」と銘打ったLive。

花男、けんじろう、よっくんの3人。

各々の全く違う個性が絶妙にブレンドされる。

夜更けの京都でほっこり気分。

深夜、バイクにまたがり

充実の京都をもう一度楽しむ。

#三島喜美代 #アート #花男 #京都


金魚とアート
2016.09.05 Monday

子供の頃、頬杖をついて

丸い金鉢の中で心地よさそうに

泳いでいる金魚を見るのが好きだった。

金魚鉢の中の金魚が

大きく見えるのはナゼだろう?

金魚から見ると外の僕は

小さく見えるのかな…?

などと、よく考えていた。

大阪・堂島リバーフォーラムで

「アートアクアリウム展」

〜大阪・金魚の艶〜が行われていた。

8000匹の多種な金魚が

ライティング・水の動き・サウンドで

アートとなる。

形状やサイズで圧倒される

アクアリウムの中。

赤い金魚が白くなったり

黒く見えたり紫に変化する。

個々が自由に動き回り

その瞬間瞬間が二度と

見ることのできないアート。

子供の頃の疑問を胸に

ついつい…のぞき込んでしまった。

#goldfish #artaquarium

 


絵画になった男
2016.05.18 Wednesday

展覧会へ行くと、
たいがい少し離れて眺めたり
もっともらしい顔で作品を鑑賞する。
そんな暗黙のルールを壊したのが
「森村泰昌」展。
芸術を見るのではなく
体験した唯一の人。
敷居が高く感じる芸術を
楽しいアートにした。
その手法は…
絵画を内側から体験し
作品にしてしまったコト。
この発想が面白すぎる。

レオナルド・ダ・ビンチ、デュラー、レンブラトン、
ファン・エイク、カラヴァッジョ、マグリット、
フィンセント・ファン・ゴッホ、
萬鉄五郎、フリーダ・カーロ。
そのどれもが森村泰昌。
芸術は難しくない、面白いモノ。

アートの大御所、アンディ・ウォーホルでさえ
彼にかかるとアートの題材になる。
コピーや模写ではなく森村アート。
遠くから眺めていては決してわからない。
近づき、作品の側に立つコトで気づく
ストーリーがある。
何より、この展覧会は写真撮影大歓迎。
アートだからこそできる面白みだ。

#森村泰昌 #絵画になった男
 

18禁
2016.04.05 Tuesday

ひらひらと舞い散る
薄ピンクの花びら、
川面に柔らかい波を刻む船。
桜満開の京都。

今回は「18禁」の展覧会。
会場は細見美術館。
「世界が先に驚いた。」
こんなコピーが書かれていた。
「SHUNGA(春画)」展。

江戸時代にエロスとジョークを
同居させた絵や版画があった。
上流階級から庶民まで楽しんだのが「春画」。
2013〜14年、大英博物館で
「春画 日本美術の性とたのしみ」
と銘打って開催された春画展。
海外で春画ブームを巻き起こし、
欧米において芸術として
高い評価を得ている。
テレビもビデオも、
勿論ネットもない時代。
人の想像と探究心が生み出す
色鮮やかなエロチシズム。
おおらかで人間らしく
ユーモラスな誇張は笑顔を誘い
艶っぽい表情や構図には目を見張る。
鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、
葛飾北斎に代表される絵師たちは
包み隠さず性を表現している。
どうやら江戸時代は
素敵な時代だったようだ。
他の展覧会との違いは
会場内に感心するうなずきと
小さな笑い声が絶えないこと。
「春画」とは世界に誇る
日本文化に間違いない。
残念ながらここでは春画の一部を
切り取り表示する。


#shunga #春画 #江戸時代 #日本文化

パウル・クレー展
2015.11.23 Monday

「だれにも ないしょ」と言うタイトルの個展。
今日がパウル・クレー展の最終日。
曇り空の中、兵庫県立美術館へ向かう。
作品達と会う前に、まずは腹ごしらえ。
JICA関西のレストランで
イラン料理のランチを楽しむ。

雨のにおいを感じながら美術館へと移動。

パウル・クレー(1879〜1940)は
スイス出身のアーティスト。
彼ほど「秘密」を愛した
近現代の画家はいないと言われる。
パズルのピースのような作品達を
つなげると真の姿が現れそうだ。
ノートの切れ端に描かれた作品から
大作までその作品達は多くの形態を持つ。
また使われる描画材も多種多様。
奇妙とも思える動物や虫たち。
それらと戯れる子供。
天使や不思議な人物。
作品の裏側に隠されたもう一つの絵。
「秘密」の世界をのぞき見する。
100点を超える作品達は体力と気力が必要。
見終わったときには不思議の国に
どっぷりと足を踏み入れていた。
広さだけでなく深さのある個展だった。

BLACK
2014.10.27 Monday

カラーであそぶ。
カラーでつたえる。
カラーでつなぐ。
COLOR PARTY WEST 2014 “BLACK”
「黒」と言う色のイメージは?
重い…、暗い…、硬い…。
黒は光を反射せず吸収・遮断する。
周囲の色を引き締め影響力が強い。
そのため神秘的であり恐怖すら感じる。
そんな「黒」は、白や灰色と並び
色味を持たない「無彩色」と言われる。
そんな「黒」をテーマにした作品展。
〜70色の黒〜を見るため
大阪市北区のイロリムラ[89]画廊へ出かけた。

色味がないため情緒感を増し
色味のあるストレート色より
彩味を感じる。
硬さ・強さ以外にナゼか
柔らかさ…暖かさを感じる。

友人の3DCGイラストレーターの
木村幸彦氏の作品は電球がモチーフ。
昭和を感じさせる裸電球で
闇の黒を表現。
闇の中で広がる小さな光が
黒を強調する。
とても素敵な作品達でした。

のんびり ほっこり
2014.09.16 Tuesday

コンピューターやら
スマホやら…。
3Dプリンターに4Kテレビ。
時代は勝手にどんどん
進んで行ってしまう。
こんなスピードじゃ
息が詰まる。
大阪市中央区谷町に
昔懐かしい空堀商店街がある。
その近くに古い町屋を利用した
雑貨と喫茶とギャラリーと
「ひなた」がある。
ガラガラガラと戸を開ける。
中に入ると古い掛け時計。
立派な梁が黒光りしている。
小学校の椅子や
メダカの泳ぐガラス瓶。
柔らかい光が目に優しい。

作家の手作り作品が
なんとも心地良く並んでいる。
そんな中で、
「イソップ ひとねむり」と題して
はねうたゆみこさんの個展。
どこから突っついても
やんわりしている作品達。

いつものことだが
表情が自然と緩み、
見た人たちが優しくなれる作品。
それが彼女のステキなところ。
柚子ソーダを頂きながら
なんだか…の〜んびり、
ほっこりさせて頂いた。
最先端も良いけれど
人のぬくもりは
残してほしいものです。
 

奈良町とアート'14
2014.07.22 Tuesday

梅雨が明けたらしい。
陽差しは夏。
30℃を超えた奈良の街は
緑が一層深くなったようだ。
古い町屋が並ぶ奈良町界隈を
ウロウロするのは一年ぶり。
町屋の玄関先、
陶器の鉢には浮き草。
その間をメダカが涼しげに泳ぐ。
年月の重なりを感じさせる
黒光りした町屋の木戸。
異質に感じる
真っ赤な防火バケツが
可愛く見える。
風と光を上手く取り込む
町屋は心地良い空間。

椿井小学校向かいの2階に
Cafeパトリがある。
アンデルセン童話を
モチーフにした
はねうたゆみこさんの個展
「人魚姫の赤い靴」が開催されている。
彼女独特のやんわりとした表現と
可愛い構図がクセになる。

生地に染められたモチーフ達は
おどけていたり、すましてみたり、
どこか少し悲しかったりと
気がつけば不思議の空間に
連れて行ってくれる。
その中で、木と皮で作られた
小さなトランクに
可愛い赤い靴の絵が書かれた
空飛ぶトランク
amulet(お守り)を購入。

旅先から無事に帰れるように…
と願いを込めて作られている。
可愛い宝物が一つふえた。

昭和町とアート
2014.03.06 Thursday

大阪は阿倍野区に
昭和町と言う地名がある。
昭和初期に区画整理・造成された
古い町並み。
石畳や長屋に
文の里商店街。
旧寺西家住宅は
有形文化財に指定されている。

商店街を歩くと
昔懐かしい「みつ団子」
きな粉がかかって2本で100円。

昭和の気分を味わいながら
これまた古いが
オシャレな昭南ビルに到着。
2階に上がるとギャラリーspinがある。
小さな木製のドアを開けると
白い壁の小さな空間に
ほんわかした作品達。
「はねうたゆみこ」さんの世界。
今回の(3月2日〜9日)個展は
『ヘンゼルと7匹の子ヤギ』の
タイトル通り童話がモチーフ。

ブレーメンの音楽隊や
7匹の子ヤギに赤頭巾ちゃんなど…。

中でも白雪姫が気に入った。
魔女にもらった毒リンゴを知らずに
こびと達と分けている…。

昭和町と言う街に
ゆみこさんのアートがあわさって
時間がゆっくり進んで行く。
とてもステキ感が満ちあふれていた。



 

三島喜美代展'13
2013.11.19 Tuesday

10月の終わりに、
絵の師匠から個展の案内が届いた。
11月中旬に行きますとメールを送ると、
「了解しました。
今、ニューヨークです」と返信。
その後「帰国しました。」
「メトロポリタン美術館に
コレクションが決まりました。」
「11月19日にギャラリーに行くので
会いましょう。」とのメール。
気温が下がり
空気に透明感が出た神戸元町の
ギャラリー・ヤマキファインアートへ。

三島喜美代 Painting Period 1954-1970
(2013年12月14日まで)
師匠の絵画制作時期の作品を中心に
近年の立体作品まで。
会場に着くと元気そうな師匠が
笑顔で出迎えてくれた。


師匠の絵画作品は必見。
見られる機会が少ない。
そして、世界が認める陶芸作品。



空缶も新聞紙も
雑誌に段ボールの箱もすべてが陶器。
リアリティのかたまり的な作品は
すべてがゴミとしての存在。
古新聞は情報の創り出した
廃棄物なのだ。
世間から葬り去られたゴミも
もとは必要不可欠なモノ。
そんなメッセージを
込められた作品達。
80歳に足を踏み入れた師匠は
まだまだ創りたいモノが
あるのだと言う。
小さな身体から飛び散る
パワーは相変わらず素敵。
いつもながら
充電させてもらえた感じがする。

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