calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

categories

archives

友ヶ島
2016.11.01 Tuesday

今月2度目の和歌山。

加太漁港から船に乗る。

瀬戸内海国立公園の紀淡海峡、

加太港と淡路島の間に

沖ノ島、地ノ島、虎島、神島の無人島が

浮かんでいる。

これら4島を総称として友ヶ島と呼ぶ。

1854年、紀州藩が友ヶ島に藩主を常駐。

明治21年(1888年)、旧日本陸軍の要塞として、

砲台が築かれ第二次世界大戦が終わるまで

地図上に記されなかった島。

そんな島に渡ってみた。

虎島を横目に、神島を左に野奈浦桟橋に着岸。

まずは、東へ険しい上り坂に歩を進める。

じんわり汗がにじんだ頃、第4砲台に到着。

煉瓦造りの弾薬庫の内部は広く

通路でつながっている。

急な岩肌の坂道を上り下りする。

沖ノ島のタカノス山展望台のすぐ下に

将校宿舎跡と発電所跡が見えてくる。

宿舎右の縦長の窓は、銃口を出す銃眼。

宿舎の左側にトンネルがある。

その向こに弾薬庫跡が見えてくる。

弾薬庫横の石段を下りると

闇に包まれた地下通路。

ヒンヤリとした空間、

ライトを手に進むと第3砲台が姿を現す。

砲台は4カ所、8門の大砲を備えていたようだ。

島内で一番規模の大きな砲台。

おそらく、ここから空を横切る敵の爆撃機を

狙っていたのだろう。

 

タカノス山展望台を左にぐるりと下りる。

第5砲台と弾薬庫跡。

こちらも廃墟のような表情だ。

南に下ると旧日本海軍聴音所跡がある。

島に近づく敵船のスクリュー音を

キャッチする施設。

中には台所やトイレも残っていた。

大きく開いた窓から海を行く船を

双眼鏡で監視していたのだろう。

戦闘機から発見されないように

屋根をカモフラージュしていたのだろうか?

西の端にある子午線近くに友ヶ島灯台がある。

明治5年(1872年)、日本で8番目にできた

洋風建築の灯台だ。

神戸港を開港するに当たり

紀伊水道に船を誘導するためできた灯台。

勿論、現在も灯をともしている。

すぐ横にある第1砲台を建設するため

北に移設されたのが現在の場所。

灯台から北に進むと第2砲台が見える。

海に面したこの砲台は風化が激しく

相当朽ちている。

戦時中、灯台を攻撃され多くの灯台守が

命と引き替えに灯台の灯を護ったそうだ。

戦後70年以上が経ち爆撃の音もない友ヶ島。

透き通った海や可憐な花、

そよぐススキに海鳥の鳴き声。

戦火を逃れた遺物たちを自然が

やさしく包んでいる。

第3、第4砲台に配置されていた

8インチ砲の弾も表面が錆び、

平和な時間を取り戻した島に

心地よい海風がほほをなでた。

#和歌山 #加太港 #友ヶ島


和歌山へ
2016.10.18 Tuesday

暖かい秋の日。

友人と和歌山まで車を走らせた。

和歌山は加太にある淡島神社。

人形供養、針供養でも有名なこの神社には

約2万体以上という人形が奉納されている。

その風景は圧巻。

海辺の神社から一路山へと向かう。

海南市にある黒沢牧場。

広々とした丘に牛がちらほら…。

気ままに牧草を食べている。

そんなのんびりした風景を

見ながら食べるおにぎりは格別。

食事のあとは牧場で大人気の

ソフトクリーム。

しばしの休憩の後、

有田川の生石(おいし)高原へ…。

ジムニーにもってこいの細い荒れ道。

ヘアピンをいくつも超えたどり着いた

標高870mの生石高原。

高原はこの時季、

山肌を「すすき」が埋めつくす。

駐車場から生石ヶ峰の頂上へと歩を進める。

身長ほどのすすきの中を行くと

じんわり汗がにじんできた。

山頂に到着すると360°すすき。

すすきがそよ風と戯れる。

その風がにじんだ汗を涼しめる。

山頂から見上げる空は

少しばかり青さが新鮮に感じた。

しっかり充電できたようだ。


夜の西本願寺
2016.10.04 Tuesday

「お西さん」と親しまれる西本願寺。

平成28年10月1日より10日間、

夜間拝観とライトアップが行なわれる。

勿論、初めての試み。

と言うことで京都へバイクを転がす。

陽が沈み、闇が空を包んだ頃

花屋町通りから境内に入る。

まず、目に飛び込んできたのが

美しく色づく阿弥陀堂。

阿弥陀如来立像が安置された国宝。

経蔵にもライティング。

奥へと進むとこちらも美しい御影堂。

中には親鸞聖人の御真影が安置されている国宝。

後ろを振り向くとこちらも国宝の唐門。

彫りの深さが際だつ。

これまた普段は見ることができない夜の飛雲閣。

金閣、銀閣と並んで「京都の三名閣」と言われる国宝。

池に映る姿は見る角度で様々に写る美しさ。

樹齢400年と言われる大銀杏。

その昔、火事に襲われた本願寺を

この銀杏が水を吹き守ったと言う伝説から

「水吹き銀杏」と呼ばれている。

これらのライティング、マッピングは

仏教経典の仏説阿弥陀経に書かれた

極楽浄土の世界を表現しているそうだ。

境内に広がる光と音が

ゆっくりゆっくり時を刻んで、

夜空を背景に浮き上がる歴史に

いっそう重さを感じさせる。

#西本願寺 #ライトアップ


海とユリ’16
2016.06.21 Tuesday

梅雨の合間に大阪ベイエリアの

舞洲(まいしま)にバイクを転がす。

2013年からこの時季限定で

オープンした「舞洲ゆり園」。

ここでは海とユリの

ステキなコントラストが楽しめる。

清楚な白、元気なオレンジ、

優しいピンクやにぎやかなイエローに

凜々しいワイン。

緩やかな斜面に整列し

海に向かって立っている。

甘いユリの香りを海風が運んでいく。

の〜んびり歩きながら

水平線の内側にユリを重ねてみる。

何とも心地よい時間でした。

#舞洲ゆり園 #大阪ベイエリア


梅雨には梅雨の…
2016.06.14 Tuesday

雨は上がったが梅雨らしい低い空。
カミさんと久しぶりに
雨の合間を少し楽しんでみた。
大阪府枚方市の山田池公園。
背の高い木々が空気を冷やす。
心地よささえ感じられる公園は
ところどころ雨水が
宝石のようにキラキラと美しい。

水の流れが聞こえてくる。
雨にも負けず凜と立つ菖蒲たち。
アメンボたちが忙しそうに右へ左へ。

少し歩いてみると
斜面には色とりどりの紫陽花。
雨上がりの紫陽花は生き生きしている。


忘れちゃいけないのが睡蓮。
こちらも雨粒がよく似合う。
梅雨には梅雨のステキな景色が
あるのですね。

ヒメホタル
2016.05.24 Tuesday

5月の後半に30℃を超す真夏日。
屋外に少しいるだけで日焼けする。
湿気がましなのがせめてもの救い。
太陽が西に傾き空を赤く染める。
少し風が心地よくなった。

夕食を済ませた頃には
派手だった空の色も陽ともに消え
代わりに月が顔を出す。

大阪府吹田市の千里緑地に出かける。
山手に来ると気温が下がる。
街灯のない公園に月明かりだけが
歩道を浮き上がらせる。
闇が続く雑木林に小さいな黄色の
鋭い光がスゥーっと流れては消え。
不規則に動いては止まる。
正体は吹田市指定の天然記念物
「ヒメホタル」。
一般的に知られる
ゲンジボタルやヘイケボタルほど
知名度は高くないが絶滅危惧種にも
指定されている。
ゲンジやヘイケより光は弱いが
鋭く光るのが特徴。
蛍と言えば清流を思い浮かべるが
この種は雑木林などで生息する。


なんとも幻想的なヒメホタルのダンス。
お月さんと一緒に楽しんで
しばし子供の頃に戻っていた。

#ヒメホタル #天然記念物 #絶滅危惧種 #吹田市

 

チューリップ
2016.04.12 Tuesday

子供の頃、花の絵と言えば
ヒマワリかチューリップ。
子供が見ても特徴的な花に
見えるのでしょう。
香りの梅、
あでやかな桜に続き、
チューリップが満開の
大阪は万博公園にお出かけ。
チューリップと言っても
花びらの大きな物から
ツンとすましたモノ。
色も赤・白・黄色だけでなく
紫やピンク、ワインレッド。
色の混ざり合ったマーブルな
お茶目さんまで多種多様。

紅一点の風景や
残り桜との共演まで。
楽しませていただきました。

#万博公園 #チューリップ

春の便り'16
2016.03.28 Monday

「バイクにはイィ季節だね。」
と、言われるが春の天気は気まぐれ。
晴れ間が出たと思えばにわか雨。
今日もそんな空模様。
バイクにまたがり大阪の北側、
高槻の淀川河川敷へ出かけた。
ゴルフ場を越えたあたりから
堤防に黄色があふれ出す。
延々と続く菜の花。
気を利かせてくれたのか
青空がもどってきた。
そよ風とうぐいすの歌声に合わせ
菜の花が一斉にスイングする。
葉には先ほどの雨水が
水玉になってゆらゆら…。

足下に目をやれば土筆の行列。
カミさんと土手の土筆を摘み帰る。

そして食卓には土筆の天ぷら。
春の風味をいただきました。

#菜の花 #つくし #淀川河川敷

早咲きの梅
2016.02.02 Tuesday

また少し戻った寒さ。
と言っても陽がさすと
春の気配も感じられる。
青空が広がったので
早咲きの梅を楽しみに
大阪城公園まで出かけた。
大阪市内中程…緑に囲まれた城。
その昔、天守閣からは
大阪の隅々まで見渡せたそうだ。

梅林に近づくと優しい風に乗って
甘酸っぱい梅の香りが出迎える。
紅梅、白梅、黄梅…。
気の早い梅たちが我先に
とでも言うようにつぼみを
柔らかくしている。
桜ほどの華やかさはないが
奥ゆかしさが魅力的。

梅は〜さいぃたかぁ、
桜ぁはまだかいな…♪
可憐な梅を見ながら
茶屋で甘酒をいただく。
身体までほっこり…。

紅葉 '15
2015.12.08 Tuesday

今年は11月になっても半袖で過ごした。
葉に色がつきだしたのが12月。
それも今週で終わりそうだ。
と言うことで近場の
万博公園に出かけた。
冬の青空は透明感を感じる。
深いブルーがどこまでも続く。
太陽の塔が誇らしげに立っている。

広い公園の木々は黄色や赤の葉を
少しだけ残しておいてくれた。
残りわずかな色を楽しみながら
赤い絨毯の上をのんびり散策。

北風が楓の赤い葉を揺らす。
しばらく行くと
異なる彩を見つけた…寒桜。

内緒ごとのようにひっそりと
可憐な花を咲かせている。
予想もしなかった光景に
気を取られていると
いつの間にか影が長くなっていた。

#万博公園 #寒桜 @紅葉

<< | 2/10PAGES | >>